“お披露目ブルペン”は高評価!

 阪神ジェン投手(鄭凱文、20=台湾・文化大)が15日、巨人戦(スカイマーク)の試合前にブルペン投球を行った。真弓監督、久保投手コーチの鋭い視線を浴びながら、捕手を座らせて29球を投げた。シュート、スライダー、チェンジアップ、フォークの制球力もアピール。指揮官は「沖縄の時(入団テスト)より良かったね」と話した。投球後は久保コーチと約10分間話し合った。ジェンは「『自分のペースで調整してくれ』と言われました。準備はいつも出来ている。コーチの指示があれば(実戦に)投げたい」と改めて早期の実戦登板を熱望。本人が意欲を見せていた巨人戦の登板は見送られるが、17日の無観客試合・中日戦(甲子園)での登板が有力となった。

 [2009年3月16日10時38分

 紙面から]ソーシャルブックマーク