<ヤクルト5-8ソフトバンク>◇24日◇神宮
「交流戦男」で首位キープだ。ソフトバンク大隣憲司投手(24)が7回0/3、10安打4失点ながら交流戦無傷の6連勝とした。最後は3連打を浴び、1アウトも取れず、小雨に打たれながら不格好に降板。それでもこの季節はすべてが大隣に味方する。「調子は普通でしたが、コースには行ってました。いい感じで放れました」。不思議な勝負運は続いていた。
13日ロッテ戦でリーグワーストタイの5被弾。「肩の可動域がよくなかった」という症状を首脳陣が考慮し、さらに降雨中止によるローテ再編のおかげで、中10日と十分な調整期間をもらった。「自分の中では気持ちの問題だけでした」。悪いイメージを頭から消し、初回から5回まで連打ゼロ。走者を出しても目の前の打者だけに集中した。
大隣の今季2勝目で、チームは今季2度目の4連勝。4月8日以来、46日ぶりの貯金1で、交流戦無敗での首位もキープした。秋山監督は「雨が持ってくれてよかった。2試合しかないし、カードの頭を取れたのは大きい」と曇り空の下で笑みを漏らした。今季最長ながら7回0/3と不完全燃焼だった大隣は「これからの課題」と浮かれはしなかった。昨年、1人で貯金4をつくった「交流戦男」の本領発揮はここからだ。【押谷謙爾】
[2009年5月25日8時28分
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