<阪神4-6西武>◇28日◇甲子園

 阪神先発安藤優也(31)が2試合連続KOされ、今季4敗目を喫した。初回は3者凡退と最高のスタートを切ったが、2回に落とし穴が待っていた。G佐藤に同点2ランを献上すると、さらに2死二塁のピンチで西武先発涌井に逆転二塁打を許した。同点の6回には1死三塁からG佐藤に四球を許し、降板。2番手江草も流れを断ち切れず、5回1/3、6安打5失点の内容だった。久保投手コーチは「(涌井の適時打は)もったいなかったね。ボールも高いし、キレもなかった」と調子落ちの右腕を心配した。安藤は「今日は何もありません」と一言残し、クラブハウスに引きあげた。

 [2009年5月29日11時40分

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