<西武6-5阪神>◇11日◇西武ドーム

 阪神の追撃をしのいだ西武渡辺久信監督(43)が、信頼のまなざしで言った。「三井が素晴らしい投球だった。自信をもって2イニングいかせた。頼もしい投手が1枚加わったね」。2番手で投入した左腕が7回から打者6人を完全リリーフ。6回に警戒していたブラゼルに1発を浴び、4点あったリードが1点差に迫られたが、三井浩二投手(35)の安定感が終盤の不安をかき消した。小野寺につなぎ、3連勝を決めた。

 最後はブラゼルを3球三振に仕留めた三井は「1点もやれなかったので気合が入った」と胸を張った。昨年の不調から、オフは断食とバナナダイエットで7キロを減量。「テレビ中継でパパが投げていない」と野球に興味を失いかけていた2人の愛息の姿に発奮。キャンプ2軍スタートを乗り越え、これで5試合連続無失点に「もっと勝ち試合で投げたい」ときっぱり。球威も自信も取り戻し、中継ぎ陣の“柱”が復活した。

 [2009年6月12日8時35分

 紙面から]ソーシャルブックマーク