オリックスが18日にも、佐々木修投手チーフコーチ(46)を降格で2軍へ配置転換することが17日、分かった。宮内義彦オーナー(73=本社会長)が、チームの最下位と、防御率が12球団ワーストの5点台と不振が続く投手陣への責任を問い、コーチ人事に直接介入する異例のテコ入れの指示を出した。
この日東京都内で取材に応じたオーナーは「目標は優勝。まだ何が起こるか分からない」と執念を口にし、「最下位だと監督を代えなきゃいけないの?」と改めて大石監督の責任問題を否定した。だが「1つ現場(フロント)に言ってるのは“この体制でいいのか”ということ」と、投手陣再建へ指令を出したことを明かした。すでにブルペン担当だった清川栄治投手コーチ(47)とベンチ担当だった赤堀元之投手コーチ(39)の入れ替えを断行しているが、今回佐々木チーフコーチの責任に及んだ。
中村球団本部長は「(防御率は)中途半端でないひどい数字。(今季からの新任コーチで)見守ってきたが兆しが見えなかった。誰かが責任を取らないといけないし、責任の所在をはっきりさせないといけない」と説明。松岡球団社長は「ユニホームを脱がすことは絶対ない」とし、2軍降格とする考えを明かした。後任のチーフ格は清川コーチが務め、投手コーチは1人減の2人体制になることが濃厚だ。
オーナーがコーチ人事に口出しするのは異例だが、昨年15勝の新人王小松らが依然未勝利で2軍調整中など、光が見えず借金を重ねる現状に我慢が限界に達したようだ。
[2009年6月18日7時25分
紙面から]ソーシャルブックマーク




