<ヤクルト-中日>◇30日◇神宮

 ヤクルトにとっては恵みの雨か、それとも…。中日21回戦は2回裏終了後に雨天ノーゲームに終わった。ヤクルト石川雅規投手(29)は29球を投げただけで、CS進出を争う当面の相手となる9月1日からの4位阪神との3連戦(甲子園)での登板が可能となった。先発の枚数が足りない状況だっただけに、エース左腕も「いい実戦練習だったと思って(次回への登板へ)切り替えていきたい」と話した。

 一方で今回、中止となった一戦は、ペナントが佳境を迎える10月に組み込まれる。既に同月2日から8連戦が決定しており、連戦がさらに伸びれば苦しい台所事情になることは必至だ。荒木投手コーチは「そこまで先のことは考えていない」とし、まずは目の前の試合での一戦必勝を強調した。

 [2009年8月31日8時44分

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