コンディション不良で2軍調整中の日本ハム・ダルビッシュ有投手(23)が8日、1軍へ再合流することが決まった。右肩内出血などで8月22日に出場選手登録を抹消。同28日から千葉・鎌ケ谷の2軍施設で再調整していたが、7日までに復帰のメドが立った。登板日は未定も、17日楽天戦(札幌ドーム)18日オリックス戦(京セラドーム)のいずれかが有力。エース復活で、2年ぶりリーグ制覇への加速態勢が整った。

 大黒柱がシーズン佳境で、間に合った。ダルビッシュの完全復活へのシナリオが最終章へ突入する。8日、敵地での西武3連戦で1軍へ再合流することになった。島田チーム統轄本部長は7日、「登板日は未定ですが、明日(8日)から合流できることになった」と話した。2軍での再調整を終え、11日ぶりに1軍に帯同する。

 今季5敗目を喫した8月21日ソフトバンク戦の翌日に出場選手登録を抹消。同28日に1軍を離れ、翌日から鎌ケ谷で練習を再開した。9月3日には離脱後初めてブルペン入り。6日に2度目の本格的な投球練習を行い、ゴーサインが出た。当初、梨田監督は「札幌のマリーンズ戦ぐらいで合流させようと思う」と11日からのロッテ3連戦を予定していたが、前倒しした。

 1軍帯同させることで、プロ入りしてから継続してコンディション管理をしてきたトレーナー陣のチェックが可能になる。島田本部長は「トレーナーとか直接見たいでしょうから」と話した。7月の球宴で打球が直撃した影響で右肩内部の内出血が引かず、予想以上に長期化した。フォームバランスの崩れ、体の使い方の乱れから大きな故障へとつながる危険性を考慮され、抹消された。好調なチーム状況も加味されての小休止だったが、完全復活のメドが立った。

 現在構成されているローテーションから、17日楽天戦か18日オリックス戦が復活マウンドになることが有力。今後、状態、経過を慎重に観察しながら最終決定される。優勝マジック23は点灯も、2位ソフトバンクと3・5ゲーム差と予断を許さない状況。2年ぶりのリーグ制覇を独走で決めるための最大のキーマンが、いよいよカムバックする。

 [2009年9月8日9時26分

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