<オリックス6-7日本ハム>◇18日◇京セラドーム大阪
延長10回、日本ハム武田久投手(30)がマウンドへ向かう。最大4点リードを追いつかれての延長戦、オリックスへ流れが完全に傾いていた。4番ローズからの難所をしのいだ直後の11回。流れを呼び込み、スレッジの決勝弾が飛び出した。その裏を締めて2勝目が転がり込んだ。今季50試合目登板の記念日に、底力でハッピーエンドを呼び込んだ。「疲れました」と心地よい疲労感に浸った。
執念の2連投だった。初登板の4月5日楽天戦以来、今季最長タイの2回を投げ切った。4年連続のシーズン50試合以上登板を達成。01年からの芝草宇宙(日刊スポーツ評論家)以来、球団史上3人目の偉業になった。過去3年はセットアッパー。今季は抑えで大きな節目を刻んだ。
今季はいまだ無敗で、防御率は驚異の1・21。それでも弱音を吐かないが「疲れすぎてだと思うけれど最近、朝早く目が覚めてしまう」という。
2戦連続で1点差の接戦を締め、優勝マジックを2日間で4も減らし12とした。「試合数っていうのは目標でもあるんで。本当に積み重ねなんで、これからも1試合1試合投げていきたい」。はっきりと見えた2年ぶりのVを、鉄腕守護神が完成させる日は近い。【高山通史】
[2009年9月19日8時8分
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