イースタン・リーグは28日、全日程を終了した。最終順位は既に優勝を決めていた巨人以下、ロッテ、湘南、ヤクルト、日本ハム、西部、楽天となった。

 2年目の日本ハム中田翔内野手(20)が28日、イースタン・リーグで本塁打、打点の打撃2部門でタイトルを獲得した。同リーグはこの日で全日程が終了。日本ハムはすでに26日に最終戦を終えていたが、打率3割2分6厘、30本塁打、95打点だった中田の2冠が確定した。30本塁打は同リーグのシーズン本塁打新記録で、95打点も元西武ポールと並びシーズン記録タイ。

 中田は25日に1軍復帰しており、27日ソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)では、中犠飛を放ってプロ初打点も記録している。「1軍で打って、結果を残すことが大事。徐々に(1軍に)慣れてきていると思います」と、2軍の“勲章”には目もくれず、さらなる活躍を誓っていた。

 [2009年9月29日9時53分

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