クライマックスシリーズ(CS)を制したV戦士たちが、記念グッズの「臨時販売員」になる。日本ハムが楽天とのCS第2ステージ(21日~、札幌ドーム)を勝ち抜いた場合、試合後に一部の選手が優勝グッズの売り場に立って「売り子」を務める計画があることが19日、分かった。球団関係者は「全選手というわけにはいかないですけど、選手と触れ合えればファンも一緒になって喜んでもらえる」と説明した。

 日本一奪回を最大目標に掲げていることもあって、リーグ優勝時とは違い、今回はビールかけや公開記者会見などは行わない方針。そこで試合終了直後、ユニホーム姿の選手たちがコンコースにある売り場に登場し、Tシャツ、記念ボールなどの優勝グッズを販売する。優勝にはつきものの「胴上げ」「ビールかけ」は選手やスタッフが喜びを爆発させる恒例行事だが、ファンも一緒になって喜びを分かち合えるのは、球界初の試み。選手の笑顔を間近で、もちろん無料で見られるサービスになる。

 [2009年10月20日10時23分

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