ロッテと3年で最大7億円の大型契約を結んだ韓国の主砲、金泰均(キム・テギュン)内野手(27)が5日、黒いスーツ、サングラスに銀色のピアスと韓流スターばりのファッションで来日し、184センチ、110キロの体格も手伝って早くも大物ぶりを見せつけた。

 金は「ピアスはいつも着けている。試合の時も気分によって」とおしゃれを楽しんでいる様子だ。ロッテでは昨秋から茶髪、ヒゲ、ピアスを禁止し、身だしなみから改革に取り組んでいる。だが石川球団副代表は「日本人の場合は教育的観点から指導していくが、外国人の場合は、他球団もそうだと思うが問題視しない」とピアスを容認した。

 外見だけでなくバットでも目立つつもりだ。異例の早期来日には、1年目から結果を残したい思いが込められている。「外国人だから遅く来日する必要はない。早くロッテの選手と仲良くなって、チームの雰囲気に慣れたい」とやる気満々。8日からロッテ浦和球場で本格始動する。【鳥谷越直子】

 [2010年1月6日8時11分

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