4月に不惑を迎える横浜佐伯貴弘内野手が「野球道」をまい進する。14日、横浜スタジアムを管轄する加賀町警察署の武道始式に出席。初めて柔道、剣道の試合を観戦した。「技をかけるまでの足さばきを注目して見ていたが、結果を残すために準備が重要なのは同じ」と話した。観戦予定を1時間以上も延長する熱の入りようだった。「『武道』のように『野球道』という言葉があるなら、貫いていきたい。僕は生活のすべてが野球」。朝から横浜スタジアムで自主トレを敢行。年々練習時間が増えているベテランは、今年も進化を続ける。

 [2010年1月15日8時48分

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