阪神狩野恵輔捕手(27)が、城島ストップに意欲を見せた。16日、昨年の「M-1」(球団が新設した最優秀若手のタイトル)受賞コンビでもある能見とともに沖縄で自主トレを行う男は、城島という球界最高捕手の存在について「とにかく初心を忘れず、自分が試合に出るということを念頭に置いて頑張りたい」と言い切った。

 城島は日本人捕手として初めて米大リーグに挑戦した、打って守れる最高峰。既に城島は、2リーグ分立後の捕手では史上初となる2度目のフルイニング出場を宣言するなど、昨年に正捕手をつかみかけた狩野には大きな壁となる。「城島さんは捕手としてはもちろん尊敬しているし、盗んでいきたいところもたくさんある。だけど僕の方が阪神の投手のことはよく知っていますから」と対抗心を燃やした。

 プロ9年目の昨季は、矢野の故障離脱があったとはいえ、自己最多の127試合に出場。5年ぶりのBクラス(4位)に終わったとはいえ、フルシーズン1軍でマスクをかぶり、しっかりと投手陣をけん引した。「今年はもう10年目になる。今年は去年得たものが意味のなくならないようにしないといけない。常にプラス思考で臨みたいと思います」。背番号99と誰よりも思い番号を背負う男は、強気の姿勢で10年シーズンに臨む。

 [2010年1月17日11時14分

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