巨人ディッキー・ゴンザレス投手(31)は「ゴロキング」を目指す。キャンプインを2日後に控えた30日、チームの外国人選手の大トリで来日。昨季15勝2敗の大活躍で一躍エース格にのし上がった右腕は「キャンプでは新しい球を覚えたい」と、さらなるレベルアップに意欲を見せた。

 スライダーが最大の武器だが、同じスタイルで昨年のような好成績を挙げられるとは思っていない。相手チームに徹底解剖されることは覚悟しており「スライダーは狙われると思う。今まで投げていたのとは違う、新しいチェンジアップを練習しようと思っている」とチェンジアップを勝負球にするプランを明かした。

 新球は従来のチェンジアップより球速を抑えるつもりでいる。打者のタイミングを外すことで内野ゴロの山を築く投球をイメージし「東京ドームは本塁打が出やすい球場だし、今まで以上に低めに投げる意識を徹底して、ゴロをたくさん打たせたい」と意気込んだ。内野ゴロが増えれば、球数は減る。長いイニングを投げることで、山口が抜けるリリーフ陣の負担を軽減する狙いもある。

 開幕投手については「指名されたら光栄なことだけど、自分は原監督から言われた試合で投げるだけ」と無関心で、勝利数などの個人目標も口にしなかった。「自分はとにかくチームに貢献したい。打撃にも自信があるし、今年もいろんな形でチームの勝利に貢献できればいい」と、リーグ4連覇と2年連続の日本一だけを頭に置いて今年も大暴れする。【広瀬雷太】

 [2010年1月31日8時24分

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