中日が31日にキャンプ地沖縄に医師を招き、全体ミーティングでドーピング対策の講義を受ける。昨年のCS第2ステージで吉見がニンニク注射を打ったとしてNPBから規定違反の可能性を指摘され、事情聴取されたのがきっかけ。結局「違反なし」の裁定が下されたが、逆風の中でシリーズは敗退した。当時の治療に問題はなかったとしても、誤解される行為は避けようという狙い。球団関係者は「何がよくて何が違反かを選手、スタッフで再確認しよう、規定への理解を深めようということ」と説明した。

 [2010年1月31日7時51分

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