全国トップ級の進学校同士が、東東京大会初戦で顔を合わせた。今年の入試の東大合格者数で全国公立校トップ67人の日比谷が、全国トップ198人の同合格者を誇る開成を7-6の逆転で破った。

「高校は開成も受かったけど、共学がよかったので」という日比谷エース松井佑樹投手(3年)は9回途中113球の熱投で試合を作ると、打線は「SNSでも注目度は高いとは知っていましたが、相手のことは関係なく準備してきた」という主将の青賢太朗内野手(3年)が、8回に意地の逆転タイムリー。足をつりながらも、執念の中越え2点打で初めてリードを奪った。9回2死一塁で1点差まで詰められたが、2番手の島田大輝投手(2年)が一塁けん制でランナーを刺し、2時間34分にわたる熱戦は幕を閉じた。取り囲む報道陣の取材を受けた後、青は「勝ったんですね。ようやく実感が追いついてきました」とつぶやいた。

衆・参議院会館とも隣接するグラウンドは、サッカー部とラグビー部と共用する。学校の取り決めで、活動できるのは土日のうちいずれか。午後6時が完全下校に合わせ、放課後練習は90分の短期集中型で積み上げてきた。受験実績でしのぎを削るライバルを野球で倒し、目標のベスト16へ勢いに乗る。【平山連】

日比谷が開成に逆転勝ち 全国トップの進学校対決制す 1点差の劇的幕切れ/詳細

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