ソフトバンクの今季スローガン「今年はやらんといかんばい!」が30日、発表された。球団初のユニークな博多弁でのフレーズは必勝祈願先に集まった約3000人のファンの前で、横断幕を使って披露された。

 秋山幸二監督(47)は「今年こそは、という思いを強くもって戦っていきたい。何が何でも勝つぞという気持ちをチーム、ファンで共有しながらやっていく」とあいさつした。笠井和彦オーナー代行(73)は「そろそろ勝ってくれ、というのがファンの気持ちでしょう。それをそのままつけました」と話した。

 球団ではこのスローガンを、選手と地元九州のファンとが、一つとなって元気を出しあうための合言葉と位置づけている。選手たちが昨年以上の飛躍を誓い自らを鼓舞すると同時に、ファンそれぞれの目標達成の後押しとなるような戦いを見せる、という意味合いを込めたという。王球団会長は「九州らしい。この6年間(優勝から)離れているから」と話した。

 [2010年1月31日12時27分

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