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ハム54年ぶりの2年連続本拠地開幕連敗

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11回表、松田に決勝本塁打を浴び渋い表情の武田久(撮影・黒川智章)
11回表、松田に決勝本塁打を浴び渋い表情の武田久(撮影・黒川智章)

<日本ハム1-2ソフトバンク>◇21日◇札幌ドーム

 日本ハムが開幕2連敗を喫した。梨田昌孝監督(56)が、好投していた先発の武田勝投手(31)に代え、7回途中から江尻慎太郎投手(32)を投入する、思い切った継投策に出たが、同点打を浴びる誤算。1-1で迎えた11回、守護神武田久投手(31)が節目の300試合登板で決勝弾を浴び、2シーズンぶりに敗戦投手となった。打線も再三の得点機を生かせず沈黙。昨年に続く2年連続の本拠地開幕2連敗は54年ぶりとなった。

 499個の白星を積み上げてきた梨田監督のタクトが、この日は少しだけ狂った。1点リードの7回2死。1安打投球を続け、まだ74球だった武田勝に代え、江尻の起用を決断した。だが「右対右」の対戦として期待された江尻は、オーティズに左前打を許すと、続く小久保に右翼線適時二塁打を浴びた。試合はたった2本の安打で振り出しに戻った。

 「右の江尻の方が長打を食わないと思った。自分の中ではいいなと思ったことが、最悪な結果になった。結果的にミス。それは監督の責任」。監督通算500勝目前で足踏みを繰り返した指揮官は、潔く振り返った。

 延長11回には、プロ通算300試合登板の節目となる武田久が、松田に決勝の中越え本塁打を浴びた。昨年は55試合に登板し3勝0敗34セーブと安定感抜群の守護神にとって、08年8月25日西武戦以来、573日ぶりの黒星だった。「僕ら途中から出る投手は、1点取られたら終わりなので…。今日はそれができなかった」と現実を受け止めた。

 継投だけではなく、攻撃面にもポイントはあった。3回には2死一、三塁、8回にも1死二塁の好機に中軸の高橋、稲葉がそれぞれ凡退。9回にも3つの四死球で1死満塁のサヨナラのチャンスをつくったが、金子誠が二塁併殺打に倒れ、目前だった勝利を遠ざけた。梨田監督は「もう1、2点取るチャンスはあった。1点では勝てない」と厳しい表情を浮かべた。

 チーム今季初勝利と、自身のメモリアルは2日連続でお預け。22日の第3戦で来日初先発となるケッペルに託すことになった。「期待? どんなピッチング(内容)というより、チームが勝つことが1番。0点なら負けることはないけどね」。バンクーバー五輪スピードスケートに15歳で史上最年少出場を果たした高木美帆が、ハーフタイムピッチで来場する一戦。笑顔のかわいいスケート界の新星に、2年連続本拠地3連敗だけは見せられない。【本間翼】

 [2010年3月22日11時31分 紙面から]


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梨田昌孝

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