<中日5-0阪神>◇3日◇ナゴヤドーム

 阪神城島健司捕手(33)が、史上14人目の通算100死球に到達した。2回1死で朝倉の脇腹付近へのシュートを、左ひじでブロックしてダメージを最小限に食い止めた。死球対策として体の外側(背面)で受けるようにしている。「よけるのも技術。体の内側で受けるとすぐに骨が折れるし、恐怖心も残る。今までたぶん全部外側で受けたと思うよ。死球で退場や骨折したことはないからね」。日米通算は137個になった。

 バットでお返しした。4回の2打席目は同じ内角シュートを右前に運んだ。7回にも左前打で3試合連続マルチ安打。それでも8イニング中5イニングで先頭打者の出塁を許した守りを反省し「どうしても向こうの流れになってくる。シモさん(下柳)も粘り強く投げたけど」と話した。

 [2010年5月4日11時48分

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