ソフトバンクが22日、外国人選手獲得を目的としたスカウティング部門強化に向け、ケント・ブラッシングゲーム氏(41)、マット・スクルメタ氏(37)と駐米スカウト契約を結んだことを発表した。

 ブラッシングゲーム氏は西海岸担当。大リーグ・ロッキーズで環太平洋スカウト歴があり、81、82年に南海監督を務めたドン・ブレイザー氏の息子。スクルメタ氏は東海岸担当。03年にダイエーで18試合登板(1勝1敗11セーブ)するなど日米通算15年のプロ生活をおくった。小林至取締役(42)は「日本の野球を理解してくれている人、ホークスに愛着を持ってくれている人を探した」と話した。

 また、小林取締役は「(2人を通じ)ウインターリーグへの選手派遣、留学プログラムなども検討している」とも話すなど、オーストラリア、ドミニカ共和国、メキシコ、ベネズエラを候補地にウインターリーグへの若手選手派遣に乗り出す方針を示した。

 [2010年5月23日12時10分

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