<西武4-2オリックス>◇27日◇西武ドーム
悔しさはタクトを握った自分にぶつけた。オリックスは終盤に近藤、平野がソロ本塁打を浴びて西武との接戦を落とした。岡田彰布監督(52)は「ものすごく痛い負け」と大きな声で断言し、「そういう重要性を分かっていない。しゃあない、使う方が悪いんやし」とやりようのない怒りを自らに向けた。
近藤が1回に片岡に先頭打者アーチを食らったが、2回2死一、三塁から鈴木のバント安打で同点。ただその後は勝負どころでヒットが生まれず、1発攻勢もあった西武は6回から毎回1点ずつ加えた。岡田監督は「あと1本が出ん。だれかが打てば全然流れが変わるよ」と、タイムリー欠乏症に唇をかんだ。
それ以上に問題視したのはミスだった。6回2死一、二塁、相手捕手がボールをこぼしたすきに後藤が二塁から三塁を狙ったが、アウト。チャンス拡大に失敗した。「いらんことするからよ。紙一重やで。絶対にアウトなったらアカン」。スコアはまだ1-1だった。積極性は買うものの、試合の流れを手放すプレーを責めずにはいられなかった。交流戦明けは2勝6敗。勢いに乗れない要因がつまった黒星だった。【押谷謙爾】
[2010年6月28日11時46分
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