<横浜0-10ヤクルト>◇29日◇那覇

 沖縄で行われた35年ぶりの公式戦で、横浜が今季9度目の2ケタ失点負けを喫した。先発三浦大輔投手(36)が5回途中5失点で降板し、リリーフ陣も崩壊。止まらぬ投壊現象に試合後の尾花監督は「こういう試合をやっていてはだめ。投手がしっかりしないと?

 言い飽きた」と珍しく語気を強めた。

 三浦はダルビッシュに投げ勝った5月21日を最後に5試合勝ち星がない。1回に平松政次を抜く球団新の通算2046奪三振を記録するなど、快調に滑り出したが、4、5回に2死から失点。先発としての責任を果たせず「結果的にゲームがつくれなければだめ。切れるところで切っておかないと」と険しい表情で球場を後にした。

 [2010年6月30日9時39分

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