<日本ハム1-5オリックス>◇11日◇札幌ドーム
日本ハムのボビー・ケッペル投手(28)が、3カ月ぶりに黒星を喫した。先発し、T-岡田に3ランを浴びるなど6回7安打5失点で降板。自身の連勝は9でストップし、4月15日ロッテ戦以来の2敗目となった。打線も4安打に抑えられ、チームの連勝は4で止まり、本拠地札幌ドームでは1カ月ぶりの敗戦となった。
3カ月ぶりに味わう敗北感を、196センチの大きな体で受け止めた。ズラリと並んでいたケッペルの白星は9個でストップ。チームの連勝も4で止まった。「チームがいい流れできていたのにそれを断ち切ってしまった。自分にがっかりしています。疲れは感じないし、それを言い訳にはしたくない」。4月15日ロッテ戦以来の“敗戦会見”。表情を変えず、淡々と言葉をつないだ。
生命線である低めへのコントロールに狂いが生じた。1、3回は先頭打者に四球を許して走者を背負い、2回無死一塁の場面でも、T-岡田に高めに浮いたカーブを右中間に運ばれてピンチが拡大した。今季3戦3勝、防御率1・31と封じてきたオリックス打線が相手だが、テンポよくゴロの山を築く「ケッペルスタイル」は、影を潜めていた。
ファイターズガールが「YMCA」でスタンドを盛り上げた直後の6回には、安打と四球で無死一、二塁とされ、再びT-岡田に高めの直球を左翼席へ運ばれた。終盤戦の反撃につなげたかっただけに「甘く入ったボールを逃さずに打たれました」とガックリ。梨田監督も「投げ急いだというか、リズムがつかめなかったね」と振り返った。
ケッペルの快記録とともに、チームの連勝も止まった。だが試合前「最下位も居心地は悪くなかったよ。上がっていくだけだから」と話していた梨田監督は、「また徐々にね、やっていきます」と、動じることなく仕切り直しを強調した。13日からは首位西武との3連戦(西武ドーム)。この日の敗戦は、再び全力で走りだすための小休止に過ぎない。【本間翼】
[2010年7月12日12時22分
紙面から]ソーシャルブックマーク



