2軍調整中の阪神安藤優也投手(32)は、今季のポストシーズン復帰が絶望的となった。前日9月30日に病院で検査を受け右肩の関節炎と診断され、今後1カ月のノースロー調整が決まった。1日は、病院でリハビリに努め、3日から再び鳴尾浜で調整する。

 安藤は07年の3月に、右肩肩峰下滑液包炎を発症し、1軍復帰までに5カ月を要した。権田トレーナーは「再発?

 大まかに言えば、そうです。前回の再発と考えています」と説明し、慎重な姿勢を見せた。8月26日の1軍登録抹消後、9月10日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(鳴尾浜)では8回4安打無失点と好投。だが、直後に違和感を訴えていた。その後は、キャッチボールは行っていたが、ブルペン投球は回避し回復を待っていた。

 [2010年10月2日10時34分

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