オー様、開幕大丈夫!

 ソフトバンクのホセ・オーティズ外野手(33)が10月中に米国で右ひざ半月板の手術を行っていたことが16日、分かった。8月上旬に半月板損傷が判明したが、1度は手術を回避。手術時期によっては来春開幕も微妙な状況だったが、関係者によると米フロリダに帰宅した10月下旬に手術を行い、現在は歩行も可能な状態だという。2月1日のキャンプインを万全な状態で迎えるため、現地でリハビリを行っている。

 リーグ連覇へ向けて、助っ人砲の開幕からの活躍は必要不可欠だ。昨季はほぼ同じ時期に主砲の松中信彦外野手(36)が、右ひざ半月板の手術。春季キャンプでは本格的なランニングはできず開幕戦には間に合わなかったが、3月26日の本拠地開幕戦で1軍復帰した。来季の開幕戦は、今年より5日遅い3月25日のオリックス戦(福岡ヤフードーム)。単純に比較はできないが、順調にいけば助っ人がグラウンドに立っている可能性は高い。帰国の際には「2月のキャンプに、万全の準備をして帰ってくる」と話した。今季24本塁打を放った優良助っ人が、来季も開幕から暴れまくる。

 [2010年11月17日11時47分

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