阪神藤川俊介外野手(23)は22日、800万円増の1800万円で契約更改し「ゴールデン・グラブ賞」を来季目標に掲げた。自慢の俊足を武器とした広い守備範囲を誇る男は「まずはレギュラーを取らないことには見えてこないけど、ゴールデン・グラブ賞を取りたい気持ちがあります」と言い切った。

 狙いを定めたのが、中堅の定位置奪取だ。今季は外野の全ポジションをこなし、刺殺112、補殺3に対して失策は0。10割の守備率を誇った。もっとも得意とするのが中堅守備。「センターは守備範囲が広く、球際に強くないといけない。今年はセンターを多く守らせてもらったので、来年は自分のものにしたい」と言い切った。

 手本がある。今季、初のゴールデン・グラブ賞を受賞した広島赤松だ。「球際に強いでしょ。本当にすごいし、参考にしてます」。赤松と言えば、彼の代名詞にもなっている「ザ・キャッチ」。フェンスによじ登っての本塁打キャッチだが「ぜひ、やってみたいですね」と意欲を見せた。

 この日、球団から1月1日付で登録名が「俊介」となることも発表された。同じ背番号7を背負った真弓監督から強い推薦があったという。沼沢球団本部長は「球団として売り出すためにもいいやろという話になった」と説明した。さらにバージョンアップして虎の顔になる。【石田泰隆】

 [2010年11月23日11時37分

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