本塁打王のオリックスT-岡田外野手(22)が堂々の“銭闘”宣言だ。23日、大阪・門真市の中学校で野球教室に参加。12月上旬に控える契約更改交渉を前に、年俸1200万円からの大幅アップへ、一歩も譲らない姿勢を打ち出した。

 「今年は納得するまでやります。できるだけ1発で(判を)押したいけど、違いすぎたらもう1回やります」。普段は謙虚な大砲が自負をにじませた。

 目標の金額は差し控えたが「詳しくは言えないですけど、何となく」と狙いどころは決めている。背番号55にちなんだ5500万円が目安になるとの憶測も飛び、本人もそのあたりを意識しているようだ。

 かりに5500万円なら4300万円増でアップ率は358%。94年に200安打を達成したイチローの900%、95年平井の809%にはおよばないが、球団史上では5位に相当するジャンプアップになる。

 今季のオリックスは12球団で唯一、1億円プレーヤーが不在だった。シビアなイメージの一方、イチローらの例があるようにスター選手への大盤振る舞いにも定評?

 がある。T-岡田は純粋な査定ポイント以外にもタイトル祝儀や、人気面の貢献度が考慮される可能性があり、33本塁打、96打点の成績以上の年俸が用意される期待感がある。

 イチローと同じように、登録名を変えたその年に大ブレークを果たした新しいオリックスの顔がオフも主役になる。【柏原誠】

 [2010年11月24日11時52分

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