佑ちゃんも、大石も、自然体で迎え撃つ。阪神鳥谷敬内野手(29)が23日、桧山らとともに「チャリティーイベント」に参加。来季は今ドラフトで日本ハムから1位指名された斎藤佑樹投手(22=早実)同じく西武大石達也投手(22=福岡大大濠)広島福井優也(22=済美)の早大トリオとの対戦の可能性があるが「意識はしない」と平然。3割打者として先輩の威厳を見せつける。
今年も後輩がプロの世界に飛び込んでくる。鳥谷の母校早大からドラフト1位投手が一気に3人も出た。斎藤、大石、福井。さらにJFE東日本を経た須田幸太(24)は横浜の1位指名だった。期待を背負わされる後輩が、気にならないはずはない。ただ、勝負に私情は挟まない。
鳥谷
一緒にやったというなら別ですけど、会ったこともないので、意識はしません。注目されて、大変だなとは思いますけど。普通に注目されているピッチャーと対戦するという感じです。
自身の経験から、後輩に気遣いを見せた。03年の入団時、チームの優勝フィーバーも重なり「鳥谷フィーバー」にわいた。一挙手一投足が注目され、選手寮の虎風荘には深夜でもファンが押しかけた。後輩の姿が、当時の自分に重なるかもしれない。
今季は自身初の3割に到達。2年ぶり2度目のベストナインにも選出された。7つ学年が離れた後輩も、相手が3割打者の先輩となれば思いきりぶつかってくるはずだ。それでも、先輩の面目を保たなければならない。チームでは選手会長2年目は既定路線で、近日中に正式に決定する。
鳥谷
背中で引っ張る?
それしかできない。自分はしゃべって引きつけることはできないので。(試合に)出ている選手も経験があるし、みんな分かっている。無理に何かしてというより、(ベテランの)負担をなるべく減らせるようにと思っています。
今オフはプロ入り後初めて、秋季キャンプに不参加。十分な休養をとり数日間の断食も行うなど心身のリフレッシュに努めている。年を明ければ、例年通り井口との自主トレを行い、日本一のエキスを吸収する。頼れる選手会長は、11年も暴れ回る。【鎌田真一郎】
[2010年11月24日11時55分
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