オリックスが前日23日の細川亨捕手(30)に続いて、松井稼頭央内野手(35)にもフラれた。村山良雄球団本部長(63)が24日、断りの連絡を受けたことを明らかにした。

 「楽天にお世話になりますというお話でした。いい条件を頂いたのに申し訳ないですと言われていました」。松井には、細川に出した3年総額4億5000万円に劣らない好条件を提示。「こちらは一発勝負で誠意を持って条件を出したわけですから。これで敗れても仕方がないと思える条件を出したので」と悔いなしを強調したが、FA宣言中の後藤光尊内野手(32)引き留めに難航する中、ターゲットを失った。

 [2010年11月25日11時2分

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