日本ハム斎藤佑樹投手(22=早大)に“大脱出作戦”が用意されていることが19日、分かった。キャンプ地の沖縄入りする予定の31日は、那覇空港にファンと報道陣が殺到することが予想される。警備については名護市と空港の警備担当者が協議中。到着口から出口までの約30メートルと、さらにバスまで50メートルほどの歩道部分に、スタッフが2列に並んで通路をつくる“佑ロード”プランが浮上した。

 名護市のファイターズ協力会の担当者は「人で導線を確保するしかない。数十人のスタッフを連れていきます」。柵などではなく、屈強な男たちが並んで佑ちゃんらをバスまでエスコートする。空港側も警備員をロビーに集結させる予定。例年は歓迎セレモニーが行われるが、同担当者は「あまりにも混乱するようだと、中止にせざるを得ない」と警戒している。

 [2011年1月20日9時4分

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