杉内級や!
阪神のドラフト1位榎田大樹投手(24=東京ガス)が20日、鳴尾浜でプロ初のブルペン投球を披露した。新人合同自主トレを視察した首脳陣に即戦力ぶりをみせつけ、1軍スタートが内定しているキャンプにはずみをつけた。
フェンスの向こう側から20人近い報道陣が、捕手の後ろからは山口投手コーチが熱視線を送る。肩慣らしの2球目は捕手の頭上を越える暴投も、落ち着き払っていた。捕手を立たせてオール直球で50球。後半の20球はセットポジションやクイックを交え、実戦さながらのデモンストレーションだ。
新人離れしたマウンドさばきと球筋に、片山ブルペン捕手が舌を巻いた。「思い切り腕を振ってというより、軽く投げて速い球がいく感じ。(ソフトバンク)杉内タイプ?
そういう気配はある」。4年連続で2ケタ勝利を挙げるタカのエース左腕級と太鼓判だ。
山口投手コーチも頬を緩めた。「自分のやり方を持っている。安定感があって評判通り。先発、中継ぎ両方出来ると思うよ」。早くもマルチな活躍に期待を寄せるほどの完成度だ。
榎田は“デビュー戦”を「調子が良すぎるぐらい。指先の感覚を確かめる感じだったけど、肩の出来が良かったので自然と力が入った」と振り返った。新人では異例となるいきなりのブルペン連投にも前向き。「明日も投げられたら投げたい。投げ始めたら投げ続けながら形を作っていきたい」。即戦力の肩書に磨きをかけて、キャンプインする。【岡本亜貴子】
[2011年1月21日11時11分
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