コバヒロが巨人と中日を斬る!
ロッテからFAした小林宏投手(32)が20日、大阪・泉佐野市内のホテルで阪神と交渉し2年総額5億円(出来高込み)で大筋合意した。「8回の男」を期待される右腕の照準はV争いのライバル球団。GDキラーとして「死ぬ気で投げる」と宣言した。
ライバルを打ち破る。入団に大筋合意した小林宏が、初のセ・リーグに飛び込む。狙いは優勝争いのライバルと目される巨人と中日。優勝をつかむため、絶対に避けて通れない相手だ。
小林宏
相手が強ければ、やりがいも感じる。(巨人は)いいバッターがそろっている。ラミレスも慎之助(阿部)も。長距離砲もそろってすごくいい打線だと思う。
Gキラーだ。05年にスタートした交流戦では通算8試合で5勝2敗、防御率3・72で勝ち越し。宿敵巨人とは2年連続で五分の星となっているチームにとって、大きな切り札になる。
闘志を燃やすチームが巨人なら、警戒するチームは中日だ。小林宏は日本一に輝いた昨季の日本シリーズでも直接対決している。
小林宏
中日は去年、優勝していますからね。ピッチャーが皆いいですし。
中日戦は通算6試合0勝1敗2セーブ、防御率1・08。チームはナゴヤドームで2勝10敗と負け越しただけに右腕に期待がかかる。
約40分の交渉で阪神に感謝の気持ちを示した。米大リーグの8球団から申し込みがあったが、メジャー契約はなし。待ち続けた虎の誠意を感じ、決断した。
小林宏
熱心に誘ってくれたというのはある。必要としてくれる球団でやるのが、選手にとって幸せだし、やりがいだと思う。(真弓監督に)すごく期待している、心強い、という言葉をもらいました。(将来的な米国希望も)今はないです。阪神のために頑張ろうという気持ちだけです。
FA右腕の戦場は8回。クローザー藤川につないで勝利を決定づけることだ。もちろんプロとして実力で地位をつかみとる考えだ。
小林宏
リリーフでしっかり藤川球児につなげるのが僕の役割だと思う。ただチーム内で争って、勝ち取らないといけない。その役割がしっかりできるようにキャンプからしっかりやっていきたい。
ロッテで14年間背負った背番号41については「愛着はありますが、今つけている選手(上園)もいることなので」と控えめだったが、球団は準備している。
小林宏
チームが優勝するために死ぬ気で投げたい。(甲子園は)すごく投げやすい球場で好き。マウンドの感触もそうだし、球場の雰囲気もです。新鮮な気持ちで野球に取り組めればいいと思うので楽しみ。
会見後は空路で沖縄・石垣島に戻った。キャンプに向けてトレーニングを再開する。G戦D戦の8回を封じ込める右腕が、トラに6年ぶりの優勝を呼ぶ。【益田一弘】
[2011年1月21日11時10分
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