オリックス光原逸裕投手(30)とロッテ斉藤俊雄捕手(27)の交換トレードが両球団で合意に達したことが22日、分かった。近日中に発表される。

 現時点で捕手6人のオリックスは故障など不測の事態に備え、補強を画策。岡田監督も「もう1人はいる」と必要性を口にしていた。斉藤は横浜、09年オフにトレード移籍したロッテでも里崎、的場に続く控え捕手に甘んじ、昨季は21試合出場にとどまったが、球団は強肩を高く評価した。07年にはプレ五輪日本代表の正捕手として金メダルに貢献している。

 光原は球団合併1年目の05年に新人ながら7勝を挙げた。その後は右肩の故障もあって、登板機会が激減。昨年は中継ぎとしてわずか1試合出場。1イニング2被弾と持ち前の制球力を発揮できなかった。ウエスタンではチームで3番目に多い33試合に登板した。

 [2011年1月23日7時27分

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