榎田スコープで丸裸にする!
阪神ドラフト1位榎田大樹投手(24=東京ガス)の1軍キャンプスタートが正式決定。ルーキー唯一の抜てきに「(真弓)監督の前でアピールできる」と気持ちを高ぶらせた。
「テレビで見ていた選手が横で投げる。藤川さんの球筋とか、久保田さんの軌道とか見ながら、体で感じて勉強もできると思います」。
足元を見つめる左腕も、一流選手に囲まれて投げる姿を想像すると少し笑みを浮かべた。ただ、自分を見失うことはない。キャンプ序盤は、先輩と一定の距離感を保つ。質問は自粛しながら、五感を研ぎ澄ましてワザを吸収する。
「最初はなかなか、話を聞けないかもしれない。まずは、自分の目で見て盗みたいと思います」。
この日の合同自主トレでは、3日連続でブルペン入りし捕手を立たせ50球を投げた。「肩は自分でも、びっくりするぐらいいい感じ」。順調な調整を続けるが、油断は大敵だ。昨年、ドラフト1位の二神は、オープン戦まで1軍に帯同しながら左脇腹を痛め開幕1軍を逃した。周囲の期待に応えようとして、限界を越えてしまった。前例も踏まえ、榎田はマイペースを強調する。暖かい気候と、1軍の雰囲気にもペースを乱されてはいけない。
「オーバーペースにならないように。周りがスゴイので、力まないようにしていきたいです」。
目標の開幕1軍へ、第1関門は突破した。生涯初の沖縄で、忘れられない思い出を刻み込む。
[2011年1月23日11時16分
紙面から]ソーシャルブックマーク




