<日本ハム3-12西武>◇12日◇札幌ドーム
日本ハムが西武涌井攻略に失敗した。2番に6年目の陽岱鋼内野手(24)、6番に新外国人マイカ・ホフパワー内野手(31)を据えた新打線は9安打を放ちながら、つながりをかき、3点止まり。期待された中田翔内野手(21)も3三振を含む4打数無安打に終わった。チームは12失点の大敗で、3年連続の黒星発進となった。
モデルチェンジした新打線は、開幕を待ちわびた3万8000人の地元ファンへ、破壊力をお披露目することはできなかった。日本ハムは難敵の西武涌井から9安打を放ちながら、つながりを欠いて3得点。梨田監督は「(西武は)四球と死球が絡んだけど、ウチはなかった。その差が出た。いい当たりが捕られたりもした」。とらえた打球が野手の正面をことごとく突き、運にも見放されたことを嘆いた。
田中と陽が並んだ新1、2番コンビは、1、3、5回の打席でともに3打席連続で凡退。塁上を賑わせて揺さぶりをかけることが出来なかった。田中は「チャンスをつくることができませんでした」。後を打つクリーンアップには安打が出ていただけに、チグハグさが目立つ展開になった。
さらにブレーキとなったのが、急成長を遂げて期待が高まっていた7番中田。3三振を含む4打数無安打と沈黙し、上位と下位をつなぐちょうど中間点で、つながりを寸断した。「甘いボールを見逃し、積極的にいけなかった。今日のようなことをしていたら3三振も当たり前」と猛省した。
試合開始前にベンチで組まれた円陣では、選手会長の田中が「自分が何が出来るかを考えて、1年間、チームのために戦っていきましょう」とナインを鼓舞した。各選手の気持ちは、この日に限っては白星につながらなかった。だが、長い長い航路を、船出したばかり。梨田監督は「切り替え?
そう思わないと。気にしていても仕方がない。これから何試合も続いていくわけだから」。取り返すチャンスは、すぐにやってくる。【本間翼】



