<阪神2-1広島>◇13日◇甲子園

 腕を回す三塁コーチを見るまでもなく二塁手前で加速した。阪神俊介外野手(23)が決勝点につながる三塁打で勝利に貢献した。「よかった。しっかり振り抜けた」とうなずいた。

 5回の先頭で篠田の甘い132キロを強振。打球は中堅の名手赤松の後方を襲い、ボールがこぼれる間に快足を飛ばして三塁へ。マートンの右前打で勝ち越しのホームを踏んだ。

 7回には右前打も放ち、今季初マルチ安打。初の開幕スタメンから2戦で3安打と役割を果たしている。責任感も十分。2回1死三塁で遊ゴロに終わると「大事だった。最低でも犠飛。ああいうことをなくしたい」と反省した。

 8回2死二塁で、東出の安打性のライナーを前進してキャッチ。ベンチの指示もあり、前進シフトを敷いていた。昨年ルーキーながら124試合を経験した「場数」が生きている。

 

 昨年は5月2日に巨人山口からプロ初安打を記録した。三塁打だった。そこから一気にレギュラー奪取に成功。2年目も三塁打をきっかけに加速モードに入りそうだ。【柏原誠】