<広島5-1阪神>◇28日◇マツダスタジアム

 前回13日の阪神戦では7回2失点で敗戦投手となった広島篠田がリベンジを果たした。降雨中止の前日からのスライド登板を志願。その意気に応えようと、練習開始早々にバリントンをロッカー室に引き揚げさせるなど、チームは左腕隠しに全力を挙げた。阪神は右の打撃投手を打ち込むなど、裏をかいた。篠田は7回1失点の内容に「投げると自分で判断した以上、ふがいない投球はできないと思いました」と笑顔。野村監督も「100点満点です」と絶賛した。