<ソフトバンク0-4楽天>◇5日◇福岡ヤフードーム
ああ、内川の穴…。ソフトバンクが、今季3度目の完封負けを喫した。右太もも裏の張りで内川聖一内野手(28)が今季初めて欠場。松田宣浩内野手(27)が代役3番に入ったが、3打数0安打に終わった。クリーンアップは今季2度目の無安打。連勝は3で止まり、首位を陥落した。今日以降も内川の出場は微妙で、踏ん張りどころを迎えた。
「内川さん、出てきてー!」。こどもの日に福岡ヤフードームで応援した子どもたちから、こんな叫び声が挙がった。今季最多の3万5929人の観客を前に、今季3度目の完封負け。スコアボードに9個の0を並べ、子どもたちの笑顔を消してしまった。
内川不在が、ことごとく響いた。2点を追う1回裏。川崎の安打と相手失策で無死一、二塁のチャンスをつくった。本来なら打率4割1分7厘と絶好調の内川が打席に入る場面だが、打席に入ったのは代役3番の松田。遊飛に倒れ、走者を進めることすらできなかった。続くカブレラ、小久保も連続三振に倒れ、同点のチャンスを逃した。3回1死二塁のチャンスでも鋭い当たりながら中飛。今季3度目の無安打となり「内川の代役」という重圧に負けた形となった。
松田
チャンスで甘い球だったけど打てなかった。(3番に)気負ったわけではないんですけど。8番でも3番でもやるべきことをやるだけ。初物(初対戦の投手)だったんで倒したかったんですけど。
核を欠いた打線はプロ初登板初先発の楽天塩見の前に、6回まで散発4安打無得点。7回からは3投手の継投の前に沈黙し、クリーンアップが今季2度目の無安打。プロ初勝利を目指し7回3失点と試合を作った岩崎を見殺しにした。
秋山監督
初物、いかんね。初回も5回もそうだね。走者を返していかないといかん。
指揮官も嘆く完封負けで今季2度目の4連勝を逃し、首位を陥落。今日6日からは首位日本ハムとの3連戦。内川の出場は微妙な状況だけに、一丸で奮起するしかない。【倉成孝史】



