楽天の新「神の子」はタコスより、すしを愛する親日派だった。メキシコ出身の新外国人ルイス・アルフォンソ・ガルシア内野手(32)が7日、Kスタ宮城で入団会見を行った。「神の子」と呼ばれるプロゴルファー、セルヒオ・ガルシアと同じ名前から、星野仙一監督(64)が「楽天の神の子になってくれ」と期する右の中距離砲。成功のカギを問われ「日本の伝統、文化を尊敬すること」と殊勝に話した。

 来日5日目で早くも「アリガト、ミギウチ、ヒダリウチ、オツカレ」とすらすら。好物はすし、照り焼き、豆腐。実は、妻のユキコさん(30)は日系3世。祖父が福岡出身で、この日2軍練習場で視察した田淵ヘッドが「酒はのめ、のめ~♪」と福岡の民謡、黒田節を口ずさむと「知ってる!」と感激。早ければ11日の中日戦から1軍合流。