<広島8-6楽天>◇16日◇マツダスタジアム

 楽天の交流戦負け越しが決まった。先発のルーキー塩見貴洋投手(22)が5回4失点KO。雨でぬかるむマウンドは「言い訳にならない」としたが本来の制球、球威からは遠く、「ボールが真ん中に集まってしまいました。ボールが滑ると思って、慎重になりました」。広島東出、丸の上位左打者に踏み込まれ、長打を食らった。

 同世代の広島先発前田健も、塩見同様の苦しいマウンドだった。初回から3回まで、全て先頭ランナーを出した上、2、3回は満塁のピンチ。だが昨季沢村賞投手には二枚腰があった。2失点で7回まで投げ抜き、悪条件のもとで経験の差がもろに出た。星野監督は「序盤に1本出ていればまた違った。前田も良くなかったから」と、最終回2点差まで追い上げただけに渋い顔。「塩見も勝てないから苦労があるんだが、あれだけ左バッターにカンカラと振られては」と、期待の左腕に注文を出した。