<楽天0-6ソフトバンク>◇12日◇Kスタ宮城

 天敵の前になすすべなく、楽天の自力Vの可能性が消滅した。ソフトバンクのホールトンには今季4戦全敗で、昨年から5連敗。相性の悪さを示すように、ボール球を振らされ、狙い球を絞りきれずに6回まで無安打だった。星野仙一監督(64)は「毎回苦しんでるね」と怒りを通り越したように、淡々と振り返った。

 チャンスらしいチャンスは4回、失策と四死球で2死満塁。前打者が死球を受けた直後の打席でガルシアは踏み込めず、外角スライダーを打たされて二飛だった。散発3安打、今季8度目の0封負けに星野監督は「あそこでなんとかしてほしかった。四球、死球と相手が乱れてる時につかまえきれないところが、こんな借金生活や」と、あきれ気味に会見を終えた。

 7回にチーム初安打を放った岩村の表情も厳しかった。2点リードされた6回1死で、自らの失策から決定的な4失点につながり「4点は自分の責任。なんとかしたかった」と2安打にも言葉少な。相手のミスを生かせず、ミスにつけ込まれるのが現状だ。疲れの見える嶋を休養させ、今季初先発で伊志嶺を起用したが流れは変わらず、借金をなかなか減らせない。