<オリックス3-2楽天>◇9日◇ほっともっと神戸
楽天がサヨナラ負けで借金を今季ワースト9とした。中5日で先発の楽天岩隈久志投手(30)は最速136キロ。右肩痛から復帰後3度目の登板だったが「調子は良くなかった。まぁ、何とかつくった感じ」と、自身も不調を自覚していた。それでも120キロ中盤のスライダー、フォークボールを際どく制球、6回まで被安打2で無失点だった。さすがと言えばさすがだが、ここで自ら降板を申し出。ブルペンに託した。
2点を守れなかった。9回2死から抑えラズナーが追い付かれ、最後は赤田に決められた。星野監督は岩隈について「全然。ごまかしながら、よくあの回まで、って感じ」と話した。無理は禁物の右肩。だがエースが6回で降板すればおのずと、ひずみは終盤に出てしまう。相手先発の金子千は対照的に9回を投げ、勝ちを引っ張り込んできた。せめて7回まで、の問いに星野監督は「う~ん。分からん」と評価を避けたが顔には微苦笑。「チャンスがあったから1点取ってれば違うし、取れるならば今ごろ、5割にいる」と、投手に負担を強いる攻撃力のなさを敗因の元凶とした。
13連戦中。聖沢の体調が芳しくなく、山崎もこの日は休養した。岩隈を含め、主力のコンディションを整えて、Aクラス争いにしがみつくしかない。【宮下敬至】



