<オリックス4-2西武>◇14日◇京セラドーム大阪
西武のルーキー牧田和久投手(26)が、抑え転向18試合目で初めて失敗した。10回2死から、李承■にサヨナラ2ランを被弾し「しょうがないです。次に頑張るしかない」と悔しさをこらえ、声を絞り出した。敗戦で受けるショックは、先発時とは違う重みがあった。
1発狙いの外国人に最も警戒しなければいけない初球が、甘く入った。外角低めを狙った直球が、内角へ。渡辺監督は「投げていれば、負けることはいつかある。ただ初球の入り方がね。注意しなくてはいけなかった」と指摘した。口酸っぱく言ってきたはずのセオリーが、徹底されないことが歯がゆい。その積み重ねが、最下位に甘んじている要因でもある。
同点で10回表の攻撃を終了後、3時間30分を経過。次のイニングはなく、負けないために連投の牧田を投入しただけに痛恨だった。交流戦明けに2連敗している寺原から、この日も決定打が出ず、同監督は「あまりよくなかったのに、何度も同じようにやられている」と打線に苦言を呈した。
チームの勝敗を背負う抑えの難しさをかみしめた牧田を、責める者はいなかった。敗戦を糧に成長し、再びベンチの信頼にこたえたい。【柴田猛夫】※■は火ヘンに華




