巨人の清武英利球団代表(61)が11日、文部科学省で記者会見し、来季のコーチ人事をめぐって渡辺恒雄球団会長と対立があることを明らかにした。

 巨人ファンの漫画家黒鉄ヒロシさん

 渡辺会長は、幼いころにキャッチボールをしたことがあるのだろうか。野球が好きというより、勝ち負け、あるいは異なる価値観でご覧になってきたのでは。江川卓氏をヘッドコーチにするというアイデアは悪くはないが、物事の順番を無視してはいけない。オリンパスや大王製紙もそうだが、オーナーを殿様のように勘違いしているタイプがいる。日本の企業が抱える大きな問題だと思う。おそらく清武英利球団代表は堪忍袋の緒が切れたのだろう。この機会を、奇妙な体質から脱皮するいいチャンスに変えてほしいものだ。