<ソフトバンク3-1オリックス>◇30日◇福岡ヤフードーム

 そら、もうこれで十分よ。オリックス岡田彰布監督(54)が、開幕黒星を笑い飛ばした。金子の代役開幕投手フィガロが5回3失点でリードされ、相手の必勝リレーで逃げ切られた。会見の冒頭から笑顔で「十分よ」と7度も繰り返した。

 「開幕投手がおらんのやからしゃあないよ。十分じゃないか。そら金子で負けたら痛いけど。日本一のチームやから。十分いけるんちゃうか。明日から」

 シーズン前はソフトバンクと対戦がなく、開幕3連戦が両軍ともに探り合いになると予想していた。エース級の摂津と、本来はローテ5番手で中4日のフィガロでの接戦に手応えをつかんだ様子。「今日みたいなゲームなら十分よ。摂津も6回でガタッと落ちた。次にいけばいいだけの話よ。24回(戦を)やる中で、感じをつかんだんちゃう。何も悪いことしてないよ」。

 新加入の李大浩(イ・デホ)は6回1死一、三塁で摂津から適時中前打。こちらも「いい投手が出てくると思うが、自然とつかむでしょう」と不敵だ。2点ビハインドの9回無死二塁はファルケンボーグの前に三振したが、岡田監督は「開幕戦で、あそこで打っていたら、大変なことになるやん。いいやん、あそこで三振しといたら」。最終回に劇的同点2ランなんか打たんでええねん-。指揮官は残りの23回戦を見据えて笑っていた。【益田一弘】