<広島0-2中日>◇20日◇マツダスタジアム
中日の山内壮馬投手(26)が、生まれて来た子どもに贈る白星をつかんだ。9日に長男駿和(しゅんと)君が誕生後、初めての勝利。再三のピンチをしのぎ、7回7安打無失点で2勝目。「ありったけの持ち球を使いました。力は残ってません」。試合後のパパはクタクタだったが、勝利の報告は忘れない。奥さんの実家にいる家族2人に「『勝ったよ』ってメールしました。ウイニングボールは子どもにあげます」と笑った。
愛息が力をくれた。携帯電話で撮影したツーショット写真を登板前に見て、気合を入れた。マウンドでは「ピンチの時に谷繁さんがマウンドに来てくれた」と頼れる女房役にも叱咤(しった)激励され、踏ん張れたと感謝した。5年目右腕への期待は大きい。権藤投手コーチは「まだまだこれから。去年まではたまに投げて、たまに勝つ“お坊ちゃま”だったから」。愛情のこもったゲキが飛んだ。



