<ロッテ3-2楽天>◇4日◇QVCマリン

 ロッテ里崎智也捕手(36)が通算100号のメモリアルアーチをロッテファンで埋まった右翼席へ放り込んだ。1点を追う3回、楽天美馬の外角143キロ直球を捉えた。「右方向へのホームランで記念を飾ることが出来てうれしい。いつも指導して下さる打撃コーチのおかげです」と、殊勝なコメントを口にした。

 捕手での通算100本塁打は球団初の快挙となった。6月2日の中日戦で3号を放ち、王手をかけた。そこから約1カ月間アーチが出なかったが、「引退するまでには打てるでしょう」とそっけなかった。だが、球団が毎試合花束を用意していたこともあり「ロッテの歴史に名を刻めて光栄です」と、素直に喜んだ。

 プロ14年目の今年、ケガ防止のために1回3万円のボディーメンテナンスに2週間に1回は通っている。体のバランスを調整し姿勢を矯正。体重は3~4キロ減り、スイングの切れも戻った。昨季は5本塁打だったが、今季はすでに4本と順調だ。西村監督は「自分で打って勝ったんだから最高でしょう。良かったね」とたたえた。【鳥谷越直子】

 ▼通算100本塁打=里崎が4日の楽天9回戦の3回、美馬から今季4号を放って達成。プロ野球265人目。初本塁打は02年4月3日のダイエー3回戦(福岡ドーム)で山田から。