首位ロッテが今月末の補強期限を前に先発、中継ぎの新外国人を駆け込み補強する。先発強化へダグ・マシス投手(29=レッドソックス傘下3Aポータケット)の獲得に動いていることが26日、分かった。この日までにメジャー通算15勝の中継ぎ左腕ウィル・レデズマ投手(31=ドジャース傘下3Aアルバカーキ)の獲得も濃厚で、投手陣の再整備が整いつつある。

 マシスはメジャー歴3年で通算3勝3敗1セーブ、防御率4・84と実績は少ない。だが191センチ、100キロの大型右腕は最速148キロ、平均140キロ台の速球とシンカー、チェンジアップ、スライダー、カーブと変化球が多彩。制球力もあり、四球が少ないタイプ。昨季は7月から韓国サムスンに加入し、5勝2敗、防御率2・52。今季は3Aで7勝6敗、防御率4・07とローテーションを務めている。

 先発陣は唐川が右肘痛、ルーキー藤岡が不振と左肩違和感で1軍復帰のメドが立っていない。ベテラン小野、4年目の上野らでしのいでいるが、後半の優勝争いに向けて先発再建は急務だった。レデズマは150キロ台の速球を誇り、セットアッパーを任される可能性が高い。井口とは08年パドレス時代の同僚で、新しい環境の適応への手助けになりそうだ。

 ◆ダグ・マシス

 1983年6月7日、米アリゾナ州生まれ。05年ドラフト13巡目でレンジャーズに入団。08年にメジャーデビューし、同年から09年にかけてデビューから救援では22イニング連続無失点(先発登板は除く)の球団記録を樹立した。09年は主に中継ぎで24試合で0勝1敗、防御率3・16の成績を残す。昨季はインディアンス、ジャイアンツ、アスレチックスとマイナー契約、解雇を繰り返し、今季からレッドソックスと同契約。191センチ、100キロ。右投げ右打ち。