2軍で調整中の日本ハム斎藤佑樹投手(24)が5日、栗山監督のダメ出しに発奮した。前日4日にフューチャーズ戦(鎌ケ谷)に登板し6回5失点。栗山監督が「全然、ダメっしょ」とコメントしたことを受けて「新聞で見ました。がんばるしかない。周りも納得させないと」と話した。

 目下の課題はセットポジションでの投球。クイックモーションの速さを意識しすぎて、打者との勝負ができていない点にある。島崎2軍投手コーチも「(クイックの時に)タメが全くない。休み明け(の7日)から練習していく」と予告。この日も斎藤は、キャッチボールでクイック時のフォームを確認。次戦登板予定の11日イースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)へ向け「結果と内容、両方ですよね」と意気込んだ。