ソフトバンク小久保裕紀内野手(40)が14日、今季限りでの現役引退を表明した。

 秋山幸二監督(50)は試合後、小久保の引退に残念な表情をみせながらも最後までそのバットに期待した。

 「今日、小久保が『今季限りでユニホームを脱ぎます』と話してきた。(引退については)自分が決めることだし、なにも言うことはない。いつかこういう日がくる。ずっとは続けられないから」

 残り43試合。首位日本ハムと4・5差でリーグ3連覇を狙うチームをまとめる主将の最後の力を、浮上のきっかけとする。「チームは最後まで優勝目指してやっている。『今年終わるまでは頑張ってくれ』という話はした。力を借りなければならないこともある。いい形で今年を終わりたい。『お疲れさん』とはまだ言わないよ」と最後まで主将として、主砲としての役割を任せるつもりだ。

 小久保と苦楽をともに過ごした王球団会長は「19年間お疲れさまでした。度重なる試練を乗り越え、大学卒業者として通算2000安打を達成。すばらしい野球人生を全うした君を誇らしく思います。特にこの6年間はチームリーダーとして、チームをまとめ、昨年は8年ぶりの日本一に大いなる貢献をしてくれました」とねぎらいのコメントを球団を通して出した。